第21回

卑弥呼の墓?箸墓古墳

【箸墓(はしはか)古墳】

  まずはこの記事(2013/2/20)から!

  「邪馬台国の女王・卑弥呼の墓という説がある奈良県桜井市の箸墓古墳で20日、日本考古学協会
  など15学会が立ち入り調査をした。―― 午後には卑弥呼の後継者・台与(とよ)の墓との説があ
  る同県天理市の西殿塚古墳でも立ち入り調査を実施。ともに陵墓(天皇、皇族の墓)として宮内庁が
  管理し、非公開としてきたが、邪馬台国の所在地や古墳成立過程の解明の鍵を握る古墳だけに学
  会側が要望し、初の調査が実現した。」
                                 (読売オンラインより抜粋)
  
  ついに考古学マニアがワクワクする日がやってきた!

  そう!
  
  記事にある通り、

  まさに2013年2月20日!

  箸墓古墳の調査が実現したんだね!

  いずれ放送されるであろう、NHKのスペシャル特番が待ち遠しくてならないよね!


  「天皇陵(=天皇のお墓)」に指定されている古墳は、すべて宮内庁の管理下に置かれ、立ち入り調
 査(いわゆる発掘調査)を行なうことができないんだ。(ちなみに、箸墓古墳は、孝霊天皇の皇女の倭
 迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓とされているんだね)。「皇室の陵墓はあく
 までも祭祀の対象であるため、一般の古墳や墓所とは性格が異なる」として、宮内庁が天皇陵を始
 めとする陵墓の指定の見直しならびに指定の変更を拒絶していたんだけれど、2007年に内規を改め
 研究者側からの要望に応じて立ち入りを認めたんだね。ただし、「発掘調査」はNGみたいで、可能
 であれば発掘調査もOKにしていただいて、今まで「謎」とされてきた歴史の一部を明らかにしてほ
 しいと願っているんだ。


  それでは古墳の形について!
  
  古墳の形は箸墓古墳のような「前方後円墳」がもっとも有名だけど、ほかの時期や地域によって
 様々な形が存在するんだ。














  身近な地域にある古墳がどのような形をしているかを調べてみるのもいいよね!