2025年度大学合格体験記

今年も推薦入試だけでなく、一般入試だけでの勝負を心折れることなく頑張って志望校を目指してくれた子たちがいました。気持ちを切らさずにみんな最後までしっかりとやり切ってくれました。これからの活躍に期待して、遠くからでもずっと見守っていきたいと思っています。

一日の生活イメージ







  まず合格することができて本当に嬉しかったし、自分だけの力では絶対に合格できていなかったので、これまで関わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。一般でいくと決めたとき、推薦のほうがいい!といった周りの声を押しのけて決意したけれど、いざ3年生になって受験が始まると、毎日毎日机に向かって、そんな中推薦の人たちは合格して遊んだりして、それが想像の何倍も辛くて、推薦にすればよかった、とかもっと安全に志望校を下げたいなとか何回も思いました。でもそのたびに何とか耐えて、頑張れて、すごく忍耐力がついたと実感しています。受験期は辛いことがとても多かったけど、その中でも友達と話をしたり、先生に相談したり、母に美味しい夜ご飯を作ってもらったり、幸せな時間もあって、そういう何気ないことにすごく救われました。試験を受けるのは自分自身だけど、それまでの過程には自分以外の人たちが多くいるから、受験は個人戦であり、団体戦でもあるという意味がよくわかりました。これから受験する人へ、受験は大変な時間がほとんどで、逃げ出したくなることもいっぱいあると思うけど、辛い思いをたくさんした分、合格した時は言葉に表せないほど嬉しいし、落ちてしまったとしても、後悔のないくらいやり切れたらそれで十分だと思います。受験は長期戦なので疲れてしまったら少し立ち止まって休んでも全然大丈夫です。自分の未来を自分で輝かせられるよう応援しています!
                          神戸大学 国際人間科学部合格 A・Y


 ✿  私は志望校を決めたのはかなり遅いほうでした。決定の際には先生とたくさん相談し、たくさん悩みました。決定は遅くなりましたが、悩んだ分、志望校への思いも強くなりました。自分のやりたいことが明確になっていないのに焦って志望校を無理に決める必要はありません。たくさん悩み、たくさん相談して自分がここなら頑張れるという決定をしてください。次に勉強方法についてです。私が重視したのは、量をこなすこと。計画を立てること。自己分析をすることです。まずは、量をこなすことが良いと思います。量をこなしていく中で自ずと質は向上していきます。毎日長時間勉強していく中で自分の勉強方法が確立され、効率が上がっていくのを感じました。そして計画を立てることについてですが、最初にすべきことは具体的な目標をたてることです。私はとりあえず共通テストで850点取ることを目標にしました。850点取るためにはどの教科で何点取る必要があるのか、その教科でその点を取るためにはこの問題集をいつまでに終わらせないといけないのか、など逆算でき、やるべきことがはっきりします。そして自己分析についてですが、自分の弱点等の分析はもちろん、自分が集中して勉強できる場所や時間帯を知ることも自己分析だと思います。このように自分を知っていくことで勉強の効率も上がっていきます。最後に、休む時は休んでください。自分の持っているすべての時間を勉強に捧げるという意気込みは素晴らしいですが、実際はなかなか難しいと思います。少し休んだからといって自己嫌悪に陥る必要は全くありません。休む時は休んでメリハリをつけて勉強してください。上手に自分のメンタルをコントロールして、無理せず頑張ってください。そして、支えてくれる周りの人々への感謝を忘れないでください。
                                福井大学 医学部 M・K


    私は、大学受験をするうえで、志望校を決める際、自分自身と真剣に向き合う機会になって本当に良かったと思いました。大学のことを調べていくうちに自分の興味のあることが何かはっきりとわかるようになりました。大学で何を学び、それをどう活かすのか、そして何のために大学にいくのかを考えて、大学に行く大切さを学びました。高校三年間で感じたことは、日々の勉強の大切さです。私は1・2年生のころは「テスト嫌やな」とずっと思っていました。がそれでも塾での対策や授業がずっとありました。そのおかげで日々の積み重ねの勉強がおろそかにならず、粘り強く勉強する習慣が身に付きました。3年生になって慌てることなく受験勉強に入れたのもこの習慣があったからだと思っています。大学でもコツコツ勉強して、日々の積み重ねを大切にしていきます。
約6年間、お世話になりました。
                          高崎経済大学 地域政策学部合格 K・W