2022年度大学合格体験記

今年も新型コロナ感染拡大が収まらない中での大学入試でしたが、みんな最後まで集中してやり切ってくれたのではないかと思っています。これからの活躍に期待して、遠くからでもずっと見守っていきたいと思っています。

一日の生活イメージ







  私は進路決定までに時間がかかり、みんなが夏休みに受験勉強に励んでいる中、頑張り切れない状態でいました。特別勉強ができるわけではなかったし、特に模試ではいつも判定が悪かったので、国公立なんか・・・と投げやりになることもありました。でも、そんな全集中出来ていない時期でもある程度の時間は取り、コツコツと勉強しました。受験生になってから頑張ったという意識はなく、高1の時から塾や学校でやってきたことの積み重ねが大きいと思います。短期で覚えた知識には深さがなく、今回のような共通テストでは点数がとれません。また、私立と国公立を両立するのはとても大変です。私の場合、大学生になれるという保証がないと精神的にきつく、焦る気持ちばかりでした。そこで私は、毎日勉強しなければならないのは当たり前なので、いっそのこと楽しんでやろうと割り切るようにしました。例えば、塾でもらった英語の長文は毎日音読していました。音読は発音をよくするとネイティブみたいで自分のテンションも上がるし、速読にもつながるし、リスニングにも効果的です。ぜひやってみてください。そして何より、勉強できていること、何かに向かって頑張れることはすごく貴重で有難いことです。周りに感謝して自分がどれだけ頑張れるのか試してみてください。選択をするときは、絶対自分のやりたい方を自分で選んでください。私の選択にアドバイスしてくださった高田先生には感謝しかないです。ありがとうございました。
                              都留文科大学 文学部合格 N・K


 ✿  僕が一般受験において最も言いたいことは、「早く気づき、早く行動せよ」です。僕は第一志望校に合格できたので満足です。しかし、「もっと上を目指せたのでは」という気持ちが少なからずあります。受験は志望校を決めるところからはじまります。だからどのレベルの大学にするかというのがかなり大切になってきます。もし迷っているのなら、ぜひ、なるべくレベルの高いほうにすべきです。理由は、高いレベルに向けて勉強した方が必ず選べる大学が増えるからです。現状では無理かもしれないという志望校でも、その学校を思う気持ちが強ければ、勉強時間は次第に増え、勉強の質も確実に上がります。これは僕自身が体験したことです。学歴社会は終わりだという人もいますが、まだまだ学歴で見られがちな世の中だと思います。また、学歴をもっていて損をすることはないと思います。だからこそ、共通テストまでは高みを目指し続けてください。最後になりますが、受験は「行きたいと思う気持ち」です。その気持ちが勉強量を増やし、その質をあげ、合格に近づけます。志望校があるのに勉強しない人は、残念ながら志望校を思う気持ちが弱い人です。ぜひ自分のいきたい大学を再度考え、これからの「受験人生」に挑んでください。
                              徳島大学 理工学部合格 Y・K


 ✿  私はこの大学を志望したきっかけは、農業が大好きということでした。自分の中では、農業では食べていけないのではないか、という不安が大きくて、農業がしたいとは言いだしにくかったことがありました。しかし、農業以外で興味を持っていられる職業が見つけられず、「自分には農業しかない」と確信しました。私は部活で、インターハイに出場し優勝するという目標がありました。なので、高校生活は部活中心の毎日でした。高3の夏、念願のインターハイ出場を果たすことができましたが、部活に全力注いできた分、勉強する時間は作れていませんでした。そこで通い始めたのが向新ゼミです。毎日勉強時間を確保し、勉強する習慣を身につけていただいた先生方には感謝しています。やり始めるのは遅かったですが、全力で目の前のことをやって絶対合格するという強い気持ちをもって最後まで取り組むことができました。大変なこともたくさんありましたが、ゼミでの時間はとても楽しかったです。ありがとうございました。
                             福井県立大学 生物資源学部 T・S


   私は高校3年間を通して、勉強だけ頑張れば良いと思って努力してきた。定期テストは点をとれるけれど、模試ではとれない。努力が報われないことは多かった。最初から「大学は一般でいく、推薦ではいかない」と決めてしまっていたのでボランティア活動や生徒会活動には参加してこなかった。授業の一環の探究活動もなんとなくやり過ごしていた。そして、推薦でいこうと考えたときに、自分は今まで何をしてきたのだろうと大変後悔した。ボランティア活動は自分の視野が広がるし、興味のあることも見つかる。生徒会活動は自分の力になる。探究活動は自分の興味のあることについて自ら課題を発見し、深く探究していくことができるため、将来したいことを考えるきっかけになる。一般でも推薦でも、自分自身のためになる活動は一生懸命やるべきだったと思った。高2の後半は探究活動に力を入れつつ、勉強も頑張った。そして大学を調べたときに、自分のやりたいことと合致したところを見つけることができた。高校3年間はあっという間で、勉強も部活も授業も様々な活動も興味を持ち、努力することが大切だと学んだ。
                                  関西大学 文学部 O・K