第11回

2012年問題~マヤ文明~

【マヤ文明】

  もう過ぎてしまったことだけど、2011年ごろ映画などでも話題になった【2012年問題】。
 
  この「2012年に世界の終わりがくる・・・・・・・」という考えは、『古代マヤ文明』の
 『マヤ暦』が元になっているんだ。マヤ文明とは、メキシコ南東部のマヤ地域を中心に栄えた
 文明で、
  
  ・生贄の儀式が行なわれていた
  ・4万種に及ぶマヤ文字が使用されていた
  ・持ち送り式アーチ工法など高度な建築技術を持っていた
  ・数学が発達していた(ゼロの概念を発明した)
  ・火星や金星の軌道を計算することができ、正確な暦を持っていた

  という特徴があって、特にマヤ暦はとても精密なものであった
 言われているんだ。
  
  そのマヤ暦が、紀元前3114年8月12日から始まり、2012年12月22日で終わりとされているん
 だね。その暦を見て、かつてのノストラダムスの大予言と同じように、「世界の終わりを予言し
 たものでは・・・・・・」と考える人たちが出てきたんだね。ただ、この説は「2012年が長期暦
 の節目になっているだけ」、「カレンダーは毎年1年分作られていて、何十年先のものまでは作ら
 れていない」という意見があり、反論がたくさんあるんだ。

  どちらにしても、その日その日を後悔のないように生ききることの大切さは変わらないよね!
  今回の予言がどうしても気になって眠れない!という人は、ぜひ、伊坂幸太郎氏の「終末のフー
  ル」という本を読んでみよう!
  毎日を大切に生きることの素晴らしさにきっと出会えると思うオススメの本だよ