HR⑦

はじめての共通テスト分析

【英語】
 リーディングは、発音・アクセント問題や語句整序問題がなくなり、「読解」のみで構成されている。また、語数が激増しているのが特徴。
 すべての大問で「日常的・身近な題材」を取り扱っている。
 リスニングは、解答時間が30分と変化していないが、配点が50点から100点に。読み上げ語数も約1100語から1500語に増加。
 読み上げ回数がすべて2回だったのが、6題中4題が1回に。


【国語】
 大問4題すべてで複数の題材の読解が出題。「ノート形式でのまとめ」が新しく採用。特に、小説文で用いられた批評文では、本文と批評文を対比させるだけでなく、評者とは異なる見解についても考える発展的な思考力が求められる内容となっている。

【数学】
 試験時間が10分増えた分、読解量や思考量が激増。追加された時間数では足りないくらいに速読速解の力が必要になってくる。ただ、内容的には易化したものが多く、平均点は低くはない。
 「日常的・身近な題材」が取り上げられている問題が多くあり、複数の登場人物の会話の中で、その人物の考え方を踏まえた解法が求められる問題が多く出題された。今後とも情報を素早く正確に読み取る読解力・思考力・計算力の総合的な力が必要となってくると考えられる。













                             (参考資料:ENJ、栄冠めざして)