第25回

当時の踊念仏の様子が描かれている巻物(一遍上人絵伝)より

富山の自然

【僧ヶ岳の雪形】

  今回は特別講師、深井先生の登場!
 
  私の出身地・富山県では、春になり立山連峰の雪が解け始めると、「僧と猫」などの雪絵をみる
 ことができます。
  5月の連休あたりには、天気のいい日にはくっきりとその姿が見られ、お百姓さんなどはその姿が
 見え始めると
 田植えの時期がきた、と考えるための目安にしていたということです。

  よ~く見てみても、あまり僧の形には見えませんが、山にその姿を
 見つけたときは、小学生のとき、何かの調査で毎日その雪絵を観察さ
 せられたことを思い出します。当時はその絵が移り変わるのを調べて
 も「だから?」くらいにしか思っていませんでしたが、
 最近は雪形がくっきり現れると「あぁ、富山はこの立山連峰がやっぱ
 りいいよなぁ~」とその雄大な自然のすばらしさに感動してしまいます。
 
 大学生になって一度故郷を離れ、また戻ってきたことで故郷の良さが理解でき、今では富山大好き
 人間の深井でした!

  

      ~僧ヶ岳の雪絵~
                        
                   北アルプス・立山連峰の最北端に位置する黒部市と魚津市
                   にまたがる僧ヶ岳(1855m)では春先、雪解けがすすみその
                   山肌に、山名の由来となった僧や馬の雪形が見られる。
                   その雪絵は初夏の訪れとともに形を変え、農家が田植えの
                   時期の目安にしていたとされる。
                   はじめは左から、僧・大入道・猫と並んだ形だが、さらに
                   雪解けが進むと大入道が馬になって、僧が尺八を吹いて馬
                   を引く姿に変化していく。