お金にまつわるエトセトラ
【昔のお金】
今回はお金に関係した問題からいってみようそれでは第1問!
[現在、日本で使われているお金は何種類?]
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答えは「2種類」:1つは「紙幣」、もう1つは「硬貨」なんだね。
では第2問!ここからが歴史の問題だよ!
[日本で初めて鋳造された貨幣(正確には銅銭)は?]
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答えは「和同開珎」
というのがひと昔前の歴史の教科書だったんだけど、最近では
「富本銭」
が正解。
ラスト第3問!最後の問題は
[なぜ、国はお金を造るのか?]
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これはちょっと難しいよね。
答えは
「貨幣の鋳造は全国を支配した国家のみに許される行為で、貨幣を全国統一にすることは、 その国を完全に支配している、ということを表す行為だったから」
なんだね。
日本でも、遣隋使や遣唐使による中国との交流で、「中国のように自分たちの貨幣を造り、全
国統一の証としてそれを流通させる」という政策を行なったことがあったんだ。それがいわゆる
「皇朝十二銭」と呼ばれるもので、中国(唐)の貨幣(開元通宝)を真似て作られた、その最初の
1枚が「和同開珎」(708年)だったんだ。
「富本銭」が作られた年代は「和同開珎」よりも古い683年ごろと言われているから、現在の
教科書では「富本銭」が一番最初に日本で造られた貨幣といわれているけれど、実際にみんなが
使っていたかどうかははっきりとはわかっていないんだね。
お金の歴史1つをたどってみても、それぞれの時代を感じることができるよね!
歴史って奥深いから楽しいんだね!!