第18回

お金にまつわるエトセトラ

【昔のお金】

  今回はお金に関係した問題からいってみよう

  それでは第1問! 
  [現在、日本で使われているお金は何種類?]
   ・
   ・
  答えは「2種類」:1つは「紙幣」、もう1つは「硬貨」なんだね。
   

  では第2問ここからが歴史の問題だよ! 
  [日本で初めて鋳造された貨幣(正確には銅銭)は?]
   ・ 
   ・  
  答えは「和同開珎」
  というのがひと昔前の歴史の教科書だったんだけど、最近では
  「富本銭」 
  が正解。

 
  ラスト第3問!最後の問題は
  [なぜ、国はお金を造るのか?]
   ・
   ・
  これはちょっと難しいよね。
  答えは
 「貨幣の鋳造は全国を支配した国家のみに許される行為で、貨幣を全国統一にすることは、 その国を完全に支配している、ということを表す行為だったから
  なんだね。


  日本でも、遣隋使や遣唐使による中国との交流で、「中国のように自分たちの貨幣を造り、全
 国統一の証としてそれを流通させる」という政策を行なったことがあったんだ。それがいわゆる
 「皇朝十二銭」と呼ばれるもので、中国(唐)の貨幣(開元通宝)を真似て作られた、その最初の
 1枚が「和同開珎」(708年)だったんだ。
  「富本銭」が作られた年代は「和同開珎」よりも古い683年ごろと言われているから、現在の
 教科書では「富本銭」が一番最初に日本で造られた貨幣といわれているけれど、実際にみんなが
 使っていたかどうかははっきりとはわかっていないんだね。


  お金の歴史1つをたどってみても、それぞれの時代を感じることができるよね! 
  歴史って奥深いから楽しいんだね!!